これからも妻といっしょに

がんで無くなった妻。その魂と引き続き共に歩みます

コロナ禍の夫婦関係

コロナ禍で
家で過ごすことが多くなり、絆が深まった夫婦がいる反面、
いさかいが多くなる夫婦も多いという。


主人が家にいることが増えることで、
妻の家事等への負担が増大し、
ストレスが増えることが原因のひとつだと言われている。


定年を迎えた夫が、家の中にへばりつき外に出ず
命令だけをする。
こういう話題は、よく耳にしていた。


今回のコロナで、定年前の夫も加わってきた。


私は、コロナ禍での一人生活。
今は、家族の絆については、考えなくてよい。


妻が生きていたとして、
コロナ禍での二人生活はどんなだっただろうと想像してみた。


私たち夫婦は、食事をそれぞれが自分で用意してとっていた。
妻は料理をしない人だったからだ。


私はスーパーで惣菜を買うことや、レンジで肉や魚を温めたりして
食事をしていた。


ということで、
私たち夫婦間には
多くの夫婦で見られる妻からの“家事の協力圧力”は
発生しなかった。


誤解がないために言っておくが、


結婚前、妻は、
料理はしないことを、しっかりと私に伝えていた。


そのことを了解したうえでの結婚だった。


当然、料理を作ってくれる方が、いいに決まっている。


それでも、私が結婚に踏み切ったのは、


それを十分にカバーするものを妻が持っていると
感じとっていたからだ。


結婚後も、料理をしない妻に対し、
不満や後悔を持ったことは一度もなかった。


私が求めていたものをたくさん持っている人と結婚出来、
幸運な人生だとずっと思っていた


妻は、私に対し、
家の中にいて欲しいという要求が強かった。


私が、よく外出するので
妻は、「(外に出るの)辞めなさい」とよく言っていた。


私は、今のコロナ禍でも
以前と同じ頻度で外出している。


行き先まで、私はたいてい、自転車を使っており、
人とすれ違うときは、意識的に片方に寄りながら走るので
大丈夫だと思っている。


家にいてくれるのを喜ぶ妻、
家の中で最愛の妻と過ごせる私、


コロナ禍での二人の生活は、
より良いものになっていただろう。


という、結論です。

×

非ログインユーザーとして返信する