これからも妻といっしょに

がんで無くなった妻。その魂と引き続き共に歩みます

妄想の楽しみ

妄想と聞くと、
怪しい、危険、心配 等、ネガティブな印象がある。


趣味は何ですかと聞かれて、妄想ですと言ったら
相手は引くだろう。


妄想は人に言うものでもない。
言うと、私は変な人、危ない人になってしまう。


自分一人で密かに楽しむものだ。


現実の世界の趣味は「テニス」、
「妄想」は現実を離れたところの趣味。


明確に、分けている


妄想中、
横に置いてある「現実」を、
チラチラと見て確認出来ていれば大丈夫だ。
妄想と現実のハイブリッド


「現実」と「妄想」との距離を、把握していることが大事だ。


楽しい妄想は、
願望を、一時的に、自分に引き寄せてくれる。


妄想は、頭の中で、自由に物語を作ることが出来る。


時間や場所など、何かを用意する必要もなく、
人と約束して、その時間に自分を合わす必要もない。


現実逃避と言えなくもないが、
頭の中だけの世界であり、誰かに迷惑をかける訳ではない。


「現実の世界」は団体戦、
「妄想の世界」は、個人戦
における意識ともいえる。


団体戦は、周りに気を使う。
人に気を使っているときは、交感神経が働いている


個人戦は、周りを気にすることなく、
自由に物語を作り描くことができる。
副交感神経が働いている時間帯といえる。


この交感神経と副交感神経のバランスが大事だ。


「現実」は、義務を伴うことが多い。
「妄想」は、能動的に入っていくことが出来る。


では、「どんな妄想をしているのですか」ということになる。


それは「妻」であり、それ以外の妄想は必要ありません。


妄想は、
現実世界から姿を消した妻を、
頭の中に呼び戻す事が出来る。


妻が、「この世」に戻って来て、私と会っている光景、
私が、「あの世」に行って、妻と再会している光景。


そして、
目の前に現われたハトやスズメ、昆虫等を見た時、
それらの体を借りた妻が、「私に会いに来ている」と思う妄想。


今後も、
「変な人」に陥らない程度で、妄想を続けます。

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