これからも妻といっしょに

がんで無くなった妻。その魂と引き続き共に歩みます

地上の私と、空の上の妻

“目に見えない妻”を想う時、
その姿を頭の中に描く。


目に見えないものを描くので、“想像力”が欠かせない。


私は、毎日の生活で、
食べ物に気を使い、運動をして、人となるべく接するように心がけ、
社会に関わろうとしている。


この様に、健康番組でよく耳にする内容を実践している。


“自分のよりよい人生”について関心がなくなった私が。
なぜ健康に気を使うのか?


それは、
脳の老化を防ぐことで、
妻の姿が、おぼろげなものにならないようにしたいからだ、


サッカーでいうと、
アシストボールを蹴るようなものだ。
結果としで、得点(目的)に繋がればいい。
自分に得点はいらない。


妻を想っていることが、妻に伝わるだけでいい。


妻は、空から私を見ている。


弱った姿は見せられない。
シャキッとした姿を見せないといけない。
すると、妻も喜ぶだろう。


空から私を見守る妻と、地上から妻を想う私。
距離はあるが、矢印は向き合っている。


希望が持てるカタチだ。


といっても、そもそも
妻は空の上にいるのか?


いないとしたら残念だが、


「“世の中の仕組み”は、こうなっているんだ」
と、理解すれば、いいだけのことだ。

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