これからも妻といっしょに

がんで無くなった妻。その魂と引き続き共に歩みます

夢が提供する10分だけの幸せ

昨日の朝、久しぶりに、夢に妻が登場した。
夢は毎日見ていると思うが、
記憶を固定できた「妻の夢」は、久しぶりだ。


いつもそうなのだが、妻の夢を見た後は、
体全体が温かくなり、森林浴でもしたような気分になり、
マイナスイオンを吸い込んで、副交感神経に作用して、
心が安らいだ気分になる。


そして、
目を覚まし起き上がる。


すると、
10分もしないうちに、妻不在の生活を認識し、
マイナスイオンは、一気に体中から外へ放出されていく。


10分だけの幸せ感か。
1日の144分の1か。


妻の夢を見た後は、いつもこのパターンだ。


今回の夢の内容は、
いつも通り、
自分の記憶の中にある、「時代」、「場所」、「登場人物」、「体験」
の一部が、バラバラに引っ張り出され、組み合わされて出来た物語だ。


だから、夢はいつも不自然だ。


そういうことで、
私以外の人が読んだら、
意味不明、深層心理に繋がらないものであり、
私のための、私のドキュメンタリーであります。


そうであっても、私としては、
妻に関することは、すべて記録しておきたいので、
その内容を下に記する。
(意味不明の内容なので、以下34行は、読まないで飛ばしてもいいと
思います)


最初の舞台は、小学校2年から4年まで住んだ教員住宅。
(父親は高校の先生だった)
そこに、妻と私がいる。


妻が、いい雰囲気の場所が近くにあるので、一緒に見に行こうと言い出した。 
私は気が乗らなかったが、せっかく妻がそう言うので、行くことにした。


古い家が建ち並んでおり、長屋にいたおじさんが話かけてきた。
「あそこは、火事で焼けた家があった所だ」などとその地域の説明を
しばらくした。


そして、30代位の少しヤンキーっぽい夫婦が家から出てきて、
ここはいいところだと、説明し始める。


その後、隣接の見晴らしのいい高台を案内すると言われて、
4人で高台に向かった。


下を見下ろすと、大きな公園があり、そこに大きな池があり、
噴水から水が吹き上がっている。


私は、その夫婦に向かって、
「いい場所ですね。ここに家を建てたら、前に家が建たないし、
見晴らしが良くていいですね。」とか言っている。


すると、突然、私の姉と弟が後ろから現われて、
「見晴らしはいいけれど、
坂があって、ここまでたどり着くのが大変だよ」と言って、
私の発言は否定された。


そして、家に戻ることになり、私は姉を自転車の後ろに乗せ、
弟と急な坂をすごいスピードで下って行った。


その時、妻の姿がないことに気がついた。
そして、目が覚めた。


以上、「妻の夢」の記録は終了です。


夢の中の妻は、生前と変らない雰囲気を持っていた。
夢を見た後、
「やっぱり妻はよかったなあ」と、いつも思ってしまう。

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