三大欲求というのがある。
食欲・睡眠欲・性欲
これらは、生理的欲求であり、
食欲と睡眠欲においては、
これが欠けると、命にかかわってくる。
この二つは、生き続けるためには、必要不可欠なものだ。

若い人の場合は、
食欲・睡眠欲・スマホ欲になるのかもしれない。

私の三大欲求は、
食欲・睡眠欲・家族欲になる。

「家族欲」は、
私が勝手に作った造語です。

あとの２つの欲求が、生理的欲求であるのに対し、
家族欲は、精神的欲求といえる。

私の場合、家族＝妻 であり、
妻がいない今は、家族欲は満たされず、
食欲、睡眠欲だけを満たしながら生きている。

生理的欲求だけで生きていると、
自分が人間ではなく、動物になったように感じてしまう。

食欲、睡眠欲だけだと、片肺飛行をしているようなもので、
バランスが悪く、落ちそうだが落ちないで飛んでる感じ。
生活に、膨らみや深みが出てこない。

平べったく、立体感のない生活。

慣れては来ているが、つまらない。

しかし、
妻の姿は、私の頭の中に、しっかりと存在し、
妻の魂は、私の心の中に、しっかりと存在している。

いつか、その“姿”と“魂”が、頭と心の中から、飛び出し、
再び合体するようなことがあればなあ　
と、あり得ない妄想を描きながら、
毎日を生きている。