これからも妻といっしょに

がんで無くなった妻。その魂と引き続き共に歩みます

人生100年

「人生100年」という言葉、
数年前から、テレビの出演者が、ワンパターンのように、
口に出し始めた。


将来、平均寿命が100歳に到達するので、
退職してから30~40年ぐらいは人生が残っていることになる。


その長い期間を充実したものにするため、
「学び直し」や、「老後の趣味の見つけ方」 などをテーマにした番組が
増えているように思える。


私は、すでに会社は退職しており、働いていない。


今の年金制度を維持するためには、
年金の支給年齢を引き上げる必要があるので、


長生きに絶えられる貯金を残しておきなさい、
70を過ぎても、働きなさい、
と、国が遠回しに言っているようにも聞こえる。


「人生100年」という言葉が浸透しつつあるのは、
国としては、目論見通りに進んでいるということか。
(斜め目線から見た感想です)


「お金」と「健康」がないと、長生きがリスクとなる。


私の場合、
「お金」においては、
倹約をゲームのように考えてやりくりしており、
それなりに楽しくやっている。


「健康」においては、
歯の状態が今後の大きなリスクとなっている。


歯を1本抜いた後、その両隣の歯を支えとする「ブリッジ療法」で、
十数年持たしていたが、その支えの歯の1本が割れてきて、
その対処が必要となっている。


「インプラント」、「ブリッジ」、「入歯」、「現状のまま我慢して過ごす」、


この4つのうち、どの方法を選んでも、マイナス要素があり、
どのマイナスが一番マシかの選択となってしまう。


私にとって、
「お金」や「健康」以上に大事なのが、
「心」の安らぎだ。


運動をすることや、美味しいものを食べている時も、
それなりに心地良くはなるが、


やはり、
私の心に最も安らぎを与えてくれるのは、
「妻を想っている時間」で間違いない。

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