これからも妻といっしょに

がんで無くなった妻。その魂と引き続き共に歩みます

見えないもの

見えるもの
お金、洋服、マンション、車、肩書き など。


見えないもの
時間、夢、愛、心、座敷わらし(?) など。
これらは、目では見えないけれど、感じることは出来る。
見えるものに比べて、崇高な印象だ。


そして
以前は見えるものだったが、今は見えないものとなったものがある。


それは、
妻の存在。


ただ、
消えて“無”になってるとしたら、
見えないのは、当たり前だが。


見えないだけであって、“無”にはなってはいないと思いたい。


そうであれば、
私の心に、“希望”が注入され、
壊死しかけている心は、再び活性化するだろう。
生きる理由が見つけられる。


見えていない妻との付き合いはしばらく続きそうだ。


今は、
過去の妻との思い出や、夢に出てくる妻などで、
会っている感覚を作りながら、やり過ごすしかない。


毎日を、その様に丁寧に過ごしていると
いつか、いいことがあるかもしれない。


ないかもしれない。

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