見えないもの
見えるもの
お金、洋服、マンション、車、肩書き など。
見えないもの
時間、夢、愛、心、座敷わらし(?) など。
これらは、目では見えないけれど、感じることは出来る。
見えるものに比べて、崇高な印象だ。
そして
以前は見えるものだったが、今は見えないものとなったものがある。
それは、
妻の存在。
ただ、
消えて“無”になってるとしたら、
見えないのは、当たり前だが。
見えないだけであって、“無”にはなってはいないと思いたい。
そうであれば、
私の心に、“希望”が注入され、
壊死しかけている心は、再び活性化するだろう。
生きる理由が見つけられる。
見えていない妻との付き合いはしばらく続きそうだ。
今は、
過去の妻との思い出や、夢に出てくる妻などで、
会っている感覚を作りながら、やり過ごすしかない。
毎日を、その様に丁寧に過ごしていると、
いつか、いいことがあるかもしれない。
ないかもしれない。