これからも妻といっしょに

がんで無くなった妻。その魂と引き続き共に歩みます

妻がいないこと とは

夜お菓子が家の中に無いと余計に食べたくなる。
たくさん置いてあって、いつでも食べられると思うと
安心感から、食べなくてもよいという気持ちが起こって来る。
だから、食べないために、お菓子を余分に買い置きしておく
というようなことを以前やっていた。


妻が居ないために起こる寂しさは、
そのような感情の性質から来ているのだろうか。
お菓子を買うみたいに、居なくなった妻を呼び戻すことは出来ない。
いくら頑張っても結果が出ることはないということに出くわした人生初めての経験だ。


妻の肉体は無くなった。
今精一杯出来ることは、妻の面影を毎日思い浮かべ、
自分に一番近い位置に妻を置いておくこと
そうすることによって、ほんの少しだけ安心感を引き寄せることが出来る。
でも、安心感だけでなく、喪失感も同時にくっついて来る。
諸刃の剣だ。

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