これからも妻といっしょに

がんで無くなった妻。その魂と引き続き共に歩みます

これからも妻といっしょにの新着ブログ記事

  • 健康診断を受ける理由

    8月30日、火曜日、毎年受けている区の健診に行ってきた。 血圧 118/81 まずまず。 腹回り 94センチ。基準の90センチを今年もオーバーした。 問題は血糖値。今年も糖尿病予備軍となるか? 血糖値や、数種類のがん検査の結果は、1ヶ月ほど先に、郵送されるとのこと。 採血の後、胃の検査に移り、 バ... 続きをみる

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  • 会いたい

    一昨日、テレビのスイッチを入れたら、 「24時間テレビ 愛は地球を救う」という番組をやっていて、 「ああ、いつものやつか」と思い、 最初は、その番組を見るのではなく、目に入っていたという感じだった。 そのまま、チャンネルを変えないでいる間に、 段々と見入るようになっていた。 その理由は、 大切な人... 続きをみる

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  • 夫婦

    町を歩いている時や、スーパーで買い物をしている時に、 連れ添って行動している夫婦が、目に入ってくる。 20代から80代まで、様々だ。 20代から50代の夫婦に対しては、サラッと見るだけになる。 この年代おける夫婦生活は既に経験済みで、 私にとっては、「過去」に当たる。 60代以上と思われる夫婦に対... 続きをみる

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  • 生活の中でのルーティン化

    死別後、生活にルーティンを取り入れている。 目的のない生活になったことで、無気力になりそうな精神に、 ルーティンをこなすという目的を与えて、 そうならないように努めている。 最初は、意識的に行なっていたが、毎日こなしていると、 今は、無意識のうちに、行なうようになっている。 少なくとも、ルーティン... 続きをみる

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  • 「悲しみ」について

    猛暑が続いている。 こう熱いと 秋が待ち遠しい。冬の方が、まだましと一瞬思うこともある。 一方、 冬になると、春が待ち遠しく、夏の方が、まだましと思う瞬間がある。 要するに今無いものがよく見える現象。 「隣の芝が青く見える」ということわざに近い。 私の生活で、今、無いもの。 それは、妻がいない生活... 続きをみる

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  • 合体への要望

    ある玩具メーカーの話によると、 子供にウケるおもちゃは、合体・変形の要素があるものとのこと。 子供に聞かないとわからないが、 「増えること」、「変ること」に憧れるのだろうか。 子供は本能で動くが、 大人になっても、本能は奥にはあるので、 合体・変形に対する関心はあるはずだ。 何事も妻と私の関係 に... 続きをみる

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  • 冷蔵庫が届いた

    12日午前、 先月末に購入した冷蔵庫が届いた。 古い冷蔵庫をリサイクルとして引き取ってもらい、 同じ場所に90度角度を変えて設置してもらった。 言動が少し雑に感じる若い男性2人だったが、 やることはやってもらったので、まあいいか。 当たり前だが, 30年前のものに比べ、機能もデザインも数段いい。 ... 続きをみる

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  • 共鳴

    妻が亡くなってしばらくは、寂しさが心の中全体を覆っていた。 寂しさは、今でも、多く残っており、 目に入ったものが、生前の妻の記憶を蘇らせることが度々ある。 ただ、4年10ヶ月が過ぎ、 寂しさの拡大を多少制御出来るようにはなっている。 最近、思うことは、 “物足りなさ”を生活の中で感じること。 それ... 続きをみる

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  • 妻へお裾分け

    私は、妻から、 手作り料理 などの有形のものは、もらえなかったが、 妻の持っている無形のものをたくさんもらった。 世界遺産に例えるならば、 建築物など、有形文化財を対象とするのに対し、 伝統習慣、工芸等を対象とする無形文化遺産の方になるだろう。 もらったもの、それは、 妻の言動から受ける「感動」と... 続きをみる

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  • 1993年版手帳

    近くにあるオフィスビルが、一般に開放している外空間がある。 そこは、小さなテーブルがたくさん置かれていて、 誰でも利用出来る。 日陰になっており、風も吹くので、そこそこ涼しい。 家から歩いて数分で行けるので、私はここをよく利用している。 先日は、過去の手帳 数冊を持ち出して、ここで整理をした。 持... 続きをみる

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  • 空いた空白を埋める

    普段、漠然と考えていた価値観の重要性の順番を、 見える化してみた 妻が生きている時は、 妻 >> 社会的評価 > お金 = 健康 = 社会との繋がり 妻の死後は、 妻を想う心 >>> 社会との繋がり = お金 = 健康 > 社会的評価 こんな感じです。 形は変われど、妻の1位は変らず。 今、私の頭... 続きをみる

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  • “思い出”と“喪失感”の関係

    妻を知ったから、喪失感がある。 幸せを感じていたから、喪失感がある。 妻あっての喪失感ということか。 妻と出会うことがなかったら、 喪失感というものを経験せずに済んだだろう。   a 妻がいて幸せ > b 妻がいなくて不幸せ > c 妻自体を知らない これが、私が求める人生の順番だ。 妻は亡くなっ... 続きをみる

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  • 頭の中の妻

    21日の夜、 フルート奏者のコンサートに行ってきた。 演奏者は、 フルート奏者、ピアノ、ベース、ドラムの4人編成で、 観客は30人くらい、 こじんまり としたスペースの中での演奏会だった。 テレビやYouTubeなどで、 たまたま流れていたクラシック音楽を聴くことはあるが、 このように、予約してコ... 続きをみる

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  •  「妻」が入ったジュース

    妻は自分の人生を、 脚本して、1年を1ページとして、 57ページの本にまとめた。 もう少しページ数を多くしたかったのかもしれないが、 結果として、57ページの本になった。 57ページの本の中で、 32ページから57ページの中に、私が登場している。 25ページ分になる。 この本の総ページ数57ページ... 続きをみる

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  • おひとりさま

    昨日、木曜日の午前、いつも通り、テニススクールに行った。 テニスを終え、施設内のシャワー室に入ると、 しばらくして、先ほどいっしょにプレーをした男性が、 シャワーを浴びに入って来た。 通常は別のクラスの人で、今日は振り替えで来ている。 シャワーを浴びた後、午後から仕事に行くとのこと。 年齢を聞かれ... 続きをみる

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  • 自然界の流れに沿う

    8日、元首相 安倍氏が亡くなった。 このニュースを聞いて、驚いたとともに、 「死」について改めて考える誘因となった。 安倍元首相は、私より1ヶ月だけ年上の同年齢(67歳)である。 子供がいないことも共通点だ。 (国に影響力がある人と、妻に対してだけ影響力がある人間の違いはありますが・・・) そうい... 続きをみる

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  • 妻を幸せに出来なかった男

    私は妻と出会い、妻を初めて見て、 無意識のうちに、この人を幸せにしたいと思った。 私は、自分の幸せに対しては、割と淡泊な人間だが、 妻に出会い、 この人を幸せにすることが出来たら、 私も幸せになれると確信した。 「跳ね返りの幸せ」ということだ。 こういう形で、幸せになるのも悪くないと思った。 妻と... 続きをみる

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  • 妻がいる場所

    妻はふるさとへ帰ってい行った。 妻のふるさとは宇宙。 私を残して、一人で帰って行った。 私のふるさとはどこだろう。 宇宙ではないとしたら、もう妻と会うことは出来ない。 宇宙であると思いたい。 今は、限られた人が宇宙旅行を経験しているが、 いずれ、普通の人が、宇宙旅行をする時が来るだろう。 私のふる... 続きをみる

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  • 妻が書いた義母宛のお礼状

    少しずつ家の中を整理している。 一昨日は、父親、母親の葬儀関係書類を整理した。 母親は2016年11月5日に亡くなり、 父親は2018年12月10日に亡くなっている。 母親の葬儀関係の書類を見ていると、 妻が、義母(妻の母親)宛に書いた香典に対するお礼状のコピーが 見つかった。 A4の用紙2枚にパ... 続きをみる

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  • “人間”に生まれて

    自転車で走っている時、 洋菓子店の前に設置されているベンチに座って会話をしている 若いカップルが目に入った。 男女が仲良くしている光景は、やはりいいもんだと思った。 自分には、もう経験出来ないことなのだが、 嫉妬という感情は出てこない。 人間だけでなく、動物、鳥であっても、 その光景は、同様にいい... 続きをみる

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  • “喪失感”を崖から突き落とす?

    妻を喪って、3年くらいまでは、喪失感の圧力にグイグイ押され、 後退を余儀なくされていた。 どこまでも押されて、 最後、崖から突き落とされるのではないか と思うこともあった。 4年8ヶ月経った今は、 喪失感の圧力に耐える踏ん張りのコツを掴んで、 押し返すことは出来ないが、後退せずに、 何とか踏み留ま... 続きをみる

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  • 誰のための節約か

    先日、健康保険料、介護保険料を郵便局で納付した。 通帳を、記録帳としても使っているので、 郵便局での窓口納付にしている。 自治体からの、関係書類の中に、 口座引落しによる納付の案内書が同封されていたが、 私が亡くなった後、 遺品整理をすると思われる姉弟妹の事務手間を増やさないためにも、 口座引落し... 続きをみる

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  • 妻が“アスペルガー”でなかったら

    ブログで何度か書いているが、 妻は発達障害の一つである「アスペルガー」だった。 (心療内科の診断は受けておらず、私の判断によるもので、妻は納得していた) 社会的なコミュニケーションが苦手で、生きづらさを持って生活していた。 アスペルガーは、一見して普通の人で、勉強は出来る人が多い。 私も出会った時... 続きをみる

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  • 絵本と大人

    私の「点」と妻の「点」が交わった。 「面」と「面」との交わりの確率はそこそこあるだろが、 点と点が交わる確率が極めて低い。 にもかかわらず、私と妻は交わった。 幸運だった。運命かもしれない。 しかし、 妻の「点」は消えてしまった。 いや、消えた訳ではない。 上から白の修正液が塗られて見えなくなった... 続きをみる

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  • メタバース

    “メタバース”という言葉を、最近よく耳にする。 仮想世界を指す言葉で、 インターネットで創られた仮想空間の中に、 自分が望む三次元の世界を創ることが出来る との説明がある。 「神の民主化」とも言われている。 仮想空間のいいところは、時間と空間を自由に操れることだ。 個々が、アバターに扮して、世界中... 続きをみる

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  • 妻は「人生の海図」

    妻と暮らして24年半、妻を想って4年8ヶ月。 あと何年妻を「想う」のか。 暮らした年数と同じだけ「想う」としたら、あと19年10ヶ月。 以外と長い。 平均寿命に数年足したくらいまでだ。 (ここ1~2年で亡くなる場合もありますが・・・) 毎日、24時間-寝ている時間 妻を想っている。 18時間位とい... 続きをみる

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  • 柔軟に対応する

    今、欲しいものは何だろう。 年とともにそれは減りつつあったが、 妻を亡くして、一気になくなった。 しいて言えば、“心の安らぎ”か。 もともと物欲の少ない人間なので、 欲しいものは、「精神的なもの」に限られる。 “心の安らぎ”を得るためには、“不安”を取り除かなければならない。 人間、見えないものに... 続きをみる

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  • 涙を流すこと

    人間の部位(目、鼻、口、心臓、脳など)には、「耳」を除いて 「入る」「出す」の機能が備わっているように思えるが、 私は、「出す」という機能に注目している。 「出す」という行為は、 行き過ぎや、溜まり過ぎを調整し、 体のバランスを整えてくれる。 過剰になっている、「喪失感」の調整にも、有効だ。 深呼... 続きをみる

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  • ファン

    家の中にいる時、 テレビを消して、静寂の中、 妻の世界に浸ることが少なくない。 『妻の世界』とは、 妻の笑ってる姿、天然の行為、怒ってる顔、凜とした佇まい、 これらを残さず1つの円の中に入れ、創り出された世界だ。 その中には、 “妻のこだわり”に反する行為をした私に対して、 攻撃している妻の姿もあ... 続きをみる

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  • 遺品整理と生前整理

    終活における妻の遺品整理、私の生前整理を、 少しずつ行なっている。 2年ほど前に、 銀行、証券会社、保険会社、カード会社、会員関係の解約手続きは、 メインのものだけを残して終えている。 それから、しばらく中断していたが、 今年1月から4月にかけて、 部屋の空間を狭めている棚などの大型のものを処分す... 続きをみる

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  • 妻の夢 久しぶり

    先ほど、目を覚まし、 妻が登場する夢を見たことがわかった。 本当に久しぶりだ。 いつも通り、 夢であるため、ストーリーはバラバラで成り立っていない。 妻が、知り合いの所へ行くと言って出かけた。 いつ帰るとは言わない。 私は家の中で1人になり、洗濯を始める。 何日干しても乾きが悪い。 妻はどこに行っ... 続きをみる

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  • 目に入る光景を楽しむ

    私は、ほとんど昼食を外食にしている。 店が多く集まっている場所まで、自転車で15分程かけて行っている。 会社員時代は、会社の人と数人で外へ食べに行っていたので、 その日食べたいと思うものを食べることはなかなか出来なかった。 今は、食べたいと思うものを、自分で決められるので、 昼食は小さな楽しみにな... 続きをみる

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  • 3人目の妻

    私には、過去に1人の妻がいて、 今は2人目の妻がいる。 いずれ、3人目があるかもしれないが、 これは、どうなるかわからない。 バツイチというわけではない。 3人の妻は、同一人物であって、 時間軸で分割して、3人にした。 1人目とは、24年半暮らした。リアルの妻ということだ。  2人目は、見えないけ... 続きをみる

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  • “喪失感”を食べる

    今、“喪失感”という食べ物が目の前に出されている。 私が最も苦手とする食べ物だ。 食べたくないけど、 これ以外に食べ物は出ないことになっている。 食べないという選択もある。 しかし、そうすると、飢餓で死ぬことになる。 妻を亡くしてからは、 「死ぬこと」は悪いことではないという考えがある。 そうなる... 続きをみる

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  • 許す心

    GWも後半となったが、 毎週通っている、テニスもパソコン教室も休みで、 この1週間、 食事の時、店員に注文をする以外は、人と話をしていない。 ただ、 昼はほとんどが外食で、 スーパーや図書館に行ったりして、 1日1回は外出しているので、それほどストレスは感じていない。 先日、中華料理のチェーン店で... 続きをみる

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  • 時間と向き合う

    “時間”と“人生”は繋がっている。 「人生が終わった」と感じた時、 時間が止まったと感じる。 私にとって、2017年5月23日がその日だ。 妻が亡くなった2017年10月6日ではなく、 “妻が余命1年のがん告知を受けた”5月23日の方だった。 その日、「人生が終わった」と感じた。 私の心は、その日... 続きをみる

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  • 隠れ家

    「人生山あり谷あり」という言葉をよく聞くが、 概ね当たっているが、当たっていない部分もある。 今までの人生で、 谷底に落ちたと感じる経験は何度もあるが、 その後、底から抜け出し、 更に山の上まで登ったという経験が何度かある。 その時、「山あり谷あり」という言葉はその通りだと思った。 「死別」の場合... 続きをみる

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  • 妻の同級生が来訪

    4月25日、11時 妻が高校3年の時の同級生Nさん(男性)が来訪した。 もう一人、来訪予定だった女性のHさん(1年の時に同じクラス)は、 熱が出たため、今回は来られなかった。 Nさんが、妻の遺骨箱の前でお線香をあげた後、 予約していた店に、二人で歩いて向かった。 Nさんとは、1月からメールでやり取... 続きをみる

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  • 5分の1

    1日の中で、心が落ち着く一定の時間がある。 それは、 「死後、妻と会えるのではないか」という感覚が、 「そんなことあるはずがない」という感覚を上回る時間帯だ。 1日で数回、心の中で、そういう状態になる時がある。 割合で言えば、 「会える」という感覚が、5分の1くらい体の中に宿っている。 残りの5分... 続きをみる

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  • 小さな女性

    妻が亡くなる前と後では、 生き方、人生観が、大きく変化している。 俗的な欲望が、見事にそぎ落とされた。 そして、もう一つ、変化したことがあり、 最近、それに気がついた。 道で女性とすれ違った時、 以前は、背の高いスラッとしたモデルのようなスタイルの人が目に入ると、 いい感じに思えていた。 そのよう... 続きをみる

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  • 心の中の残留物

    『妻と出会っていなかったら』 私は、たまに、そんなことを考える。 誰とも結婚せずに、独身を貫いていたかも知れない。 その可能性はある。 今の私は、一人暮らしという点で、 状態としては同じだ。 ただ、 トーストと、サンドイッチのような違いはある。 サンドイッチには、食パンの間に具が入っている。 食パ... 続きをみる

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  • 「生活」と「人生」の違い

    3週間ほど前から続いている左足の付けの痛みが、より酷くなってきた。 昨日12日火曜日に、近くのクリニックの整形外科を受診した。 先週5日の火曜日にも受診しており、2回目の通院だ。 その時は、レントゲンを撮って、 心配していた変形性股関節症(骨盤と大腿骨のつなぎ目にある軟骨が すり減ることにより起こ... 続きをみる

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  • 余韻は残る

    家へ向かう帰り道、風が吹いたのか、 目の前で桜の木から、たくさんの花びらが、 ひらひらと舞って落ちて来た。 その情景を見て、「綺麗だなあ」と思った。 しばらくして、 「儚いなあ」という感情も生まれた。 妻の人生とシンクロする。 綺麗だから儚いのか、 儚いから、綺麗なのか。 両方だろう。 満開の桜も... 続きをみる

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  • 後悔の軽減

    後悔を全く持たない人はいないだろう。 私も、後悔はたくさんある。 頭に浮かぶものを挙げると、 お手軽な資格ばかりをたくさん取得した。 時間がかかっても、重みのある資格を一つだけ取ることに 力を注ぐべきだった。 今の中古マンションを契約した後、 入居する前のリフォームを実行するべきだった。 一度入居... 続きをみる

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  • 半分期待している

    ウクライナ情勢が毎日報道されている。 コロナのニュースも、毎日報道されてはいるが、 世間の注目はウクライナの方に移っている。 人間、新鮮なものに目が行くということか。 「ウクライナ侵攻」は、“人”が起こし、 「コロナ禍」は、“ウイルス”が引き起こしている。 「ウクライナ」、「コロナ」ともに、 “命... 続きをみる

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  • 「断捨離は続く」 続き

    2月17日のブログで「断捨離」をしていることを書いたが、 その続きを書きます。 かかった費用を知りたかったので、 今回のブログは、 それを記録として残すことを主な目的としています。 私のためのブログとなります。すみません。 ゆっくり進めようとしていた「断捨離」を、 急遽やることになった理由は、 近... 続きをみる

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  • 昇格した妻

    ニュースで、コロナ禍での、はとバスの現状を紹介していた。 ツアー「ゼロ」期間がのべ7ヶ月に及んでいるという。 バスガイドの一部はアパレルショップに出向し店員として働いている。 東京駅の前に停車している黄色のバスが映し出されていた。 これを見て、過去が蘇ってしまった。 妻とは、このバスに何度も乗った... 続きをみる

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  • 3回目の人生に入った

    会社の寿命の30年説というのがある。 景気の30年周期というのもある。 人生にも30年周期があるのか考えて見た。 最近、“人生100年”と呪文のように唱えられているが、 90歳まで生きたとして、30年周期とすると、 3つの人生を送ることになる。 私は、66歳なので、2つの人生はすでに終えたことにな... 続きをみる

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  • グレーと共に生きる

    今回の文章は、人によっては、嫌な内容なので、 気分が悪くなったら、読むのをやめてください。 「○○が空から見てるかも知れない。 ○○は、悲しんでいる姿は望まないでしょう。 前を向いて進まないと」 このフレーズは度々耳にする。 希望を口にしているのか、本気で言っているのか。 先日も、テレビで、夫を亡... 続きをみる

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  • 毎日、緊迫のウクライナ情勢がテレビで流れている。 目の前に死が迫っている人の顔 死について真剣に考えている顔 引き締まっていて、その顔には少しもゆるみがない。 そういうウクライナ国民の、 辛そうな表情、悲しそうな真剣な表情を見ていると 自分の置かれている現状、生活は、恵まれているなと思いながら見て... 続きをみる

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  • 考え方を変えると

    人は何も持たずに生まれてくる。  そして、何も持たずに死んでいく。 たまに目にする言葉だ。 生まれて死ぬまでの間に  、 人は、家、お金、肩書き、評判、知人友人、などを手に入れ、 死ぬまで、それは大事なものとして持ち続ける。 その途中、 私には、上記に加えて、“妻”が加えられた。 そして、 妻と生... 続きをみる

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  • 心を整える

    妻がいたときは、その存在だけで、大きな喜びになっていた。 妻を喪って、大きな喜びはなくなった。 しかし、 妻を喪った今、小さな喜びならある。 例えば、 テニスをした後、 持っている株が上がった後、 “新宿中村屋のカレー”を食べた後、 いい音楽を聴いた後、 スポーツで、応援するチームが勝利した後 な... 続きをみる

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  • 言葉に反応する妻

    1月に買い替えたスマホをいじっている時、 過去のメール履歴を見てみた。 個人的にメールのやり取りをほとんどしない私なので、 ほとんどがバイト先とのやり取りのものであり、 それがずらっと並んでいた。 その中で、 妻とのやり取りが数件だけあった。 妻らしく、よくわらない言葉・表現を使ったものが多く、 ... 続きをみる

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  • 権力者

    核をもった大国の権力者が、ウクライナを攻めて暴れている。 以前の帝国の復活を夢見ての行動で、これは、まだ第一歩だと考える。 個人の夢を果すため、歴史的な理由づけをして、 相手を見ず、手段を選ばない行動を取っている。 軍事戦略的に重要な拠点を何が何でも取りに来るし、 すでに実効支配している拠点は絶対... 続きをみる

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  • 温存の代償

    私は、妻を100%幸せにしたかった。 100%守ってあげたかった。 それは出来ると思っていたし、難しいことではないと思っていた。 しかし、それは60%程の達成で終わってしまった。 妻は57歳で亡くなった。 私はその時62歳。 私は妻が癌の告知を受ける少し手前、 妻に対してお金の面で厳しく接していた... 続きをみる

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  • 心が温まる薬

    今回のブログは、スピリチュアル的なものになります。 スピリチュアルの専門家ではないので、 私の希望を織り込んだ素人が描く文章になります。 空想じみているので、ばかばかしいと思われる可能性はあります。 そう感じた場合は、読まない方がいいかもしれません。 私の体の中には、当然“私”がいるが、“妻”もい... 続きをみる

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  • 断捨離は続く

    妻の高校時代の同級生が、3月末に 妻の遺骨箱に手を合せに来てくれることになっている。 さすがに、今の汚い部屋は見せられないと思うので、 1月後半から断捨離を続けている。 現在は、 1LDKという狭い部屋の中に、 収納ケースや棚がパンパンになるくらいに置かれていて、 空間がない状態となっている。 断... 続きをみる

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  • 戦う妻

    悪いことをする人は、そうすることで、 自分に何らか利益が得られるためにやる。 個人でもそうだが、国においても同じだ。 前回のブログでも書いたが、 スキージャンプ混合団体の競技において、 スーツ規定違反で、 ドイツ、オーストリア、ノルウェー、日本 の女子選手が失格した。 この4か国には共通点がある。... 続きをみる

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  • 北京五輪

    ハッキリ目に見える形で順位が分かるスピードスケート、 理系的、文系的という分け方をすると、理系的の方だろう。 夏の大会であれば、100メートル走、マラソン、水泳等。 審査員の判定で順位が決まるフィギュアスケートは、 文系的の方だろう。 夏でいえば、体操等がそれに当たる。 スキージャンプは、 飛距離... 続きをみる

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  • 唯一残せた“財産”

    今の生活が満たされているか。 満たされているとは言えない。 何故か。 胸の中に空間があるのを感じているからだ。 この問題を解決するためには、 この空間を埋めるか、あるいは、空間そのものを消し去るか、 の どちらかになる。 妻がいた時、その空間は存在しなかった。 今ある空間の形は、妻の形にぴったり当... 続きをみる

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  • 発達障害を持つ人の長所

    先日、ドキュメンタリー番組を見た。 1時間番組だったのだが、見たのは途中からで、 残りの20分ほどだけだったのだが、 吸い込まれるように見入ることになった。 現在26歳で、愛媛県に住む動物画家に密着した番組で、 小学5年の時、40歳の母親を亡くしている。 彼は、自閉症による発達障害を抱えていて、 ... 続きをみる

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  • 妻の同級生への電話 ③ そして断捨離

    1月15日のブログの続きになります。 今回も、”日記形式”となります。 1月20日 Hさん(女性)からメールが来る。 「Aさん(男性)だけでなく、 Nさん(男性)からも、メールで写真が送られて来ていて、 メールアドレスを教えたので、私に、Nさんから、連絡が行くと思います」 とのことだった。 1月2... 続きをみる

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  • 私が、しなければならなかったこと

    夜、寝床に就き、目をつぶって寝入るまでの時間、 いつも妻のことを考える。 面白い妻、困ったことをする妻、哀しい妻、凜とした妻、 いろんな妻が登場する。 更に、「こうしていれば」という後悔も必ず入ってくる。 “後悔”は、過去を見ることで生じる。 過去は修正できない。 なので、未来には繋がらない。 “... 続きをみる

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  • “優しさ”が貯まっていく

    最近、何か、胸につかえているものを感じる。 心配事でもないし、食べ物がつかえているわけでもない。 その正体は“優しさ”だ。 妻が亡くなってから4年余り、人に優しくしていないので、 胸の中に4年分の“優しさ”が残ったままになっている。 どこかで、この古くなった“優しさ”を使い切って、 新しい“優しさ... 続きをみる

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  • 妻の同級生への電話 ②

    このブログは、 昨年12月29日のブログの続きになります。 まず、 前回のブログの内容を、自身の整理も含めて、 “日記形式”で記します。 10月15日 高校時代の妻について、知りたいと思い、 妻が卒業した高校の同窓会事務所に、 妻の同級生を紹介してもらう目的で電話をした。 12月16日 妻の同級生... 続きをみる

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  • アナログ人間

    1月5日、 だいぶ前に購入した格安スマホのバッテリーが、充電後、 1日しか持たなくなり、データ消失の危険を感じたため、 スマホを買い替えた。 電話、メール、ライン、写真のデータを、すべて新スマホに 移管してもらった。 前のスマホは、容量が1GBだったが、今度は3GBとなった。 電話、メール、ライン... 続きをみる

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  • 見守る側、見守られる側

    2日、3日は、箱根駅伝を見た。 特に応援する大学はないのだが、 大学ごとの戦略、選手同士の駆け引きが面白いので見ている。 選手の後ろを走る運営管理車に乗っている監督から、 選手に声が飛ぶ。 そういう場面を何度か見ているうちに、 選手と監督、この関係が、私と妻の関係にリンクして見えてきた。 監督は、... 続きをみる

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  • ルーティンワークは続く

    2022年が始まった。 妻の遺骨箱に「おはようございます」と声を掛ける。 普段の日常を好み、行事を好まない妻に対しては、 「明けましておめでとう」は、言わない方がいいと思った。 10時に家を出て、20分ほど自転車を漕ぎ、 大型ショッピングセンターへ向かった。 去年と比べて、明らかに人が多い。 子供... 続きをみる

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  • 妻の同級生への電話

    私は、結婚する以前の妻の姿形を知らない。 写真があれば、見ることが出来たのだが、 過去の写真は全部捨てた と妻から聞いていたので、 妻の10代、20代の姿形を知ることなしにここまで来た。 今後、妻を想って生きていくうえで、 妻と生活した24年半の思い出だけでなく、 “私と出会う前の妻”についても、... 続きをみる

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  • 妻を軸にした生活

    22日水曜 遺骨覆(骨壺を収めた箱にかぶせる袋)の側面と前面上部縁部分が、 汚れで黒くなって来た。 毎日、朝起きた時、寝る時、出かける時、家に戻った時、 遺骨箱を擦りながらの声掛けしているためだ。 取り替えようと、 自転車で10分ほどのところにある葬儀社へ行き、 購入した。2200円だった。 変更... 続きをみる

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  • “幽霊”と“魂”

    岸田首相が総理公邸へ引越した。 総理公邸には、幽霊が出るという噂がある。 岸田首相と、管前首相が官房長官時代のコメント。 幽霊見ましたか?   岸田首相「まだ見ていない」 公邸へよく行っていましたが、幽霊の気配はありましたか? 管前首相「言われればそうかな」 普段は淡々とした発言をする両者だが、 ... 続きをみる

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  • 男女が寄り添う光景

    ネットを見ていて、 男女が寄り添う光景を手彫りした人形が目に入った。 「幸せ人形」と名が付いているだけあって、 見た瞬間、幸せ感が伝わってくる。 (佐賀県鹿島市のふるさと納税返礼品のようだ) 木彫りであることが、より温かみを増す。 「寄り添う」 この言葉は、 温かさ、やわらかさ、信頼のすべてを包括... 続きをみる

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  • 人間とロボットの違い

    “シンギュラリティ”という言葉がある。 “AIなどの技術が、自ら人間より賢い知能を生み出す事が可能になる時点 を指す言葉”と説明されている。 以前は、 人間が、ロボットに情報を与え、 その精度を上げることで、人間に近づけようとしていた。 最近では、 そのデータをAIが独自に判断出来るようになり、 ... 続きをみる

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  • 老後とお金

    ある経済番組を見ていて、 32歳の時、運用資金25万円で始めた株式が、 77歳の現在、1億3000万円になっている老男性が紹介されていた。 大型株が大きく下がったところを買って、上がった時に売るやり方を繰り返しているうちに、こうなったとのこと。 今回の番組のテーマは、資産の増やし方特集と思いきや、... 続きをみる

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  • 妻はどこに行った

    妻は、今どこにいるのだろう。 「千の風になって」という曲がある。 死んだ人は、お墓にはいなくて、 地球上に吹きわたる風になっている と言っている。 そして、時空を超えて、残された者を見守っている。 そういう歌詞になっている。 妻は、“余命1年” を告知された2日後、 自分の埋葬方法について話を切り... 続きをみる

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  • 妻が私に残してくれたもの

    今の私は、多分に妻の影響を受けている。 妻以外の女性と結婚していたら、今とは違う自分になっていただろう。 私は都内のマンションに住んでいる。 妻との出会いがなければ、この場所、このマンションには、 住んでいなかっただろう。 妻が、仕事帰り、不動産屋に飛び込み持ち帰ったチラシがきっかけで、 このマン... 続きをみる

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  • 心のしこり「後悔」

    私は、昔はたまにマッサージに行き、体をほぐしてもらい、 気持ちいい時間を得るための出費をしていた。 最近は、倹約ということも考えて、 ほとんどマッサージ店には行かなくなっている。 その代り、 寝る前に、ストレッチを、ベッドに横たわったままの状態で、 数分間だけ行なっている。 自分で適当に考えたスト... 続きをみる

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  • ハトの大胆不敵な行為

    木曜日の、ルーティン。 午前中、1時間半テニス。 施設内のシャワーを浴びる。 テニス施設から、自転車で2分のところにある大型スーパーで買い物。 納豆、もずく酢、豆乳、たまご、毎週木曜に特売されている牛乳、 夕食用に、鶏モモ肉の照り焼き(←他のスーパーより安い)、 これらは、必ず買う。 “木曜限定特... 続きをみる

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  • 「難民映画」を見て感じること

    毎年秋口に開催される難民映画祭を、今年も見た。 コロナ前は、開催する会場に直接足を運んで見ていたのだが、 2年前からは募金つきオンラインシアターとなり、 自宅のパソコンで視聴している。 2000円の視聴料に加え、募金0円、1000円、2000円の 3通り選択制だが、今年は、1000円の募金を選んで... 続きをみる

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  • 私が今いる位置

    最近、 以前と違う位置に、私はいるような気がする。 社会的な位置を言っているのではない。 空間としての位置である。 以前いた位置は、地上。 今、私がいるのは、 地上ではなく、空の上。 4年前、妻を喪った時から、ここに来ている。 地上からは見える成層圏内の空の中であり、 「地上」と、「成層圏を越えた... 続きをみる

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  • テニススクールの人たちとのやりとり

    数日前の夕方、スーパーで、野菜ゾーンのレタスの前に立っていた時、 左横に人の気配を感じた。 横を見ると、メガネをかけ、マスクをした50代位の男性が、 私を見て微笑んでいた。 私は、見覚えのない人だと思い、けげんな顔でその人をしばらく見た。 その人は、誰なのかわかってもらえていないと察して、 「テニ... 続きをみる

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  • “妻の顔”の記憶

    コロナ禍で、人の顔は、マスクをした顔ばかりになった。 目が慣らされてきたためか、違和感がなくなった。 たまに、マスクをしていない顔を見ると、 最近は、そちらの方が、違和感を覚えたりする。 妻の顔は、4年間見ていない。 写真や動画では見ているけれど、リアルの妻の顔は見ていない。 今後も、見られないこ... 続きをみる

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  • 「仏教」と「鬼滅の刃」

    29日の夜、 近くのお寺で行なわれた「初めての仏教」という題目の講演会に 行って来た。 講演者は、福岡県のお寺の住職だった。 内容は、 「仏教」と人気漫画の「鬼滅の刃」、 この二つの関係性を説明する内容だった。 テーマが 「仏教」だけであったり、 「鬼滅の刃」というだけであったとしたら、 私は、出... 続きをみる

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  • 4年前が懐かしい

    妻が亡くなる33日前の2017年9月3日、 妻と私は、テレビでやっていた「眞子様と小室さんの婚約内定会見」に、 目をやった。 妻は、 どうしても見たいというテレビ番組は、あまりなかったが、 皇室関係の番組や、「ローマの休日」などの時代の、欧米の映画が好きで、 その時間帯は、私は自分の部屋に行き、別... 続きをみる

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  • 喪失感について

    喪失感について考えることがある。 妻を喪った当初は、 「それを消し去るにはどうしたらいいか」を 常に考えていたような気がする。 一定の時期を経て、 それは取り除くことが出来ないものだということが分かった。 クリーニングに出しても取れないシミのようなものだ。 色々な薬品で試して見ても、取れないシミだ... 続きをみる

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  • 第二幕への期待

    10月6日は、妻の命日、 15日は、私の誕生日、 そして、 19日には、妻の誕生日(生きていたら、62歳)が控えている。 残るは、私の命日のみとなっている。 私が、数年後、10月に亡くなるとしたら、 妻と私の  “生” と “死”  は、 すべて10月の箱の中に収まることになる。 そういうことで、... 続きをみる

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  • 心の慣性の法則

    電車の中を進行方向に歩いていて、 電車が動き出すと、 元の位置にとどまろうとする体と、 関係なく前へ進む電車との位置のずれが生じて、 体の安定が失われ、ぐらつく。 これが慣性の法則だ。 この法則の説明は、物理的な現象でなされることが多いが、 心理的な現象においても、 慣性の法則が成り立つようだ。 ... 続きをみる

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  • 寄り添いの光景

    人が寄り添っている姿を見ると、 見ている側は、心が温かくなるし、 それを見て、非難する人はおそらくいないだろう。 子供が、母親、父親に寄り添っている姿、 老夫婦が手をつないで、ゆっくりゆっくりと前へ進んでいる姿、 お互いに信頼している感じがする男女が、ベンチに座っている光景、 人間に寄り添う動物。... 続きをみる

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  • 妻の死から4年が過ぎた

    10月6日は妻の「命日」、生きていれば61歳。 あの日から4年が過ぎた。 毎日、朝起きた時、寝る時、出かける時、家に戻った時、 遺骨箱を擦りながらの声掛け、 弱まることのない妻への想い、 喪失感との戦い、 スピリチュアルへの期待(妻との再会)、 4年前から、これらが、セットになり、 私の一日のルー... 続きをみる

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  • 喪失感の擬人化

    「妻」という「財産」がなくなった。 今の私にとってお金は財産ではない お金なら、やり方によっては取り戻すことが可能だ。 (泥棒、詐欺 強盗ではありません) しかし、妻という財産を取り戻す方法は現存しない。 妻がいないことで、「喪失感」というものが存在し続ける。 「喪失感」という言葉からは、プラスの... 続きをみる

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  • 俗的でない人

    テレビで『鬼滅の刃』を見た。 妻と同じく、“トレンド”は追わない私だが、 多くの人に人気があるものを、無視するよりも、 取りあえず見ておいた方がいいと思い、見ることにした。 見ているうちに、 主人公である炭次郎の妹 禰豆子(ねずこ)という少女に 注目するようになっていた。 受ける印象が、どこか妻に... 続きをみる

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  • シンプルに生きられる

    一日のうちで、体が楽になっていると思える時間帯がいくつかある。 思いつくところでは、 体を動かしたあとの、アルファ波が全身を覆った感じの時、 涙を流したあとの、すっきりした感じの時、 睡眠が十分に取れたあと、頭の中が整理された感じの時。 これらは、副交感神経の作用が、交感神経を上回ったことで、 脳... 続きをみる

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  • インターネット繋がらず

    20日の夜から、インターネットは繋がっているのに、 “このページに到達出来ません”という表示が出て、 サイトが開けない状態が続いていた。 今まで、インターネットが繋がらない事態は何回か経験していて、 その時は、モデムの電源の抜き差しをすることで、回復に至っていた。 しかし、今回は、今までのトラブル... 続きをみる

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  • 健康であること

    9月15日、年1回受診している区の健康診断に行ってきた。 血圧は117/77 で、理想的だ。 ただ、血圧は、若いときから、すっといい数字なので、 喜ぶことでもない。 身長は、一番高かった時と比べて、3㎝ほど縮まっている。 3~4年前から、少しずつ縮まっていたのだが、 今年は、それがやっと止まったみ... 続きをみる

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  • 故人に対し、やれることは何なのか

    20年前の 2001年9月11日朝、米同時多発テロが起こった。 ニューヨークのワールドトレードセンタービル2棟に、 ハイジャックされた旅客機が突入した。 そのビルの中で働いていた日本人24人を含む多くの人が亡くなった。 1995年1月17日 阪神・淡路大震災 2001年9月11日 米同時多発テロ ... 続きをみる

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  • WEBセミナーに参加した

    先日 私が投資している投資信託を運用する会社の WEBセミナーに参加した。 この投資信託会社は、鎌倉の古民家を本社とする面白い会社だ。 妻と私は、2014年3月8日、鎌倉見学を兼ねて、 この会社のファンドの説明会に向かった。 説明会には、私だけが参加することになった。 丁度、おしゃれな喫茶店が目に... 続きをみる

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  • 秋と哀愁感

    だいぶ涼しくなってきた。 蝉の鳴き声が、虫の鳴き声に移行しつつある。 体は楽になっていいのだが、秋の近づきを感じると 何か“寂しさ”、“哀愁”を感じるようになる。 夏は、 暑さとの戦いに多くの神経が奪われて、 “寂しさ”、“喪失感”に向く神経の量は少なかった。 これからは、 暑さ対応に向いていた神... 続きをみる

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  • 形見の効力

    先日、地下鉄の改札をICカード乗車券(PASMO)で入ろうとしたら、 残高不足で通過できなかった。 カードケースに、もう一つPASMO が入っていたので、それでタッチして 入ることが出来た。残高は3000円ほどあった。 なぜ私は、PASMOを2つ持っているのだろうと思い、 カードに表示されている記... 続きをみる

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  • 「会話」か、「ひとりごと」か

    毎日、平均4回、妻の遺骨箱に語りかけている。 「朝、起きた時」、「出かける時」、「帰宅した時」、「夜、寝る時」、 かける言葉は至ってシンプルだ。 「おはようございます」、「テニス行ってきます」「とんかつ食べて来ます」等、 「ただいま、帰りました」、「お休みなさい」 語りかけというより、挨拶という感... 続きをみる

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  • 同級生、亡くなる

    27日金曜日の午後、 学生時代の友人から、私の携帯に電話がかかってきた。 彼、「○○だ。元気?」 私、「おお、久しぶり」 彼と話すのは、3年半前の同窓会以来だ。 彼、「○○(同級生)が亡くなったんだ。何人かに連絡しているんだ。」 私、「えっ、」 彼、「癌だったんだ。喉頭癌」 私、「いつ頃から、発症... 続きをみる

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